MarieRossa
   
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[george watabe]GW日記より

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GWは機嫌がいいと、その踊りがよりエロイというか、オチャメというか、
”てめい!一体人生をどう考えてんだよ!”というような踊りになってしまう。
すなわち、GWの踊りの技なのかどうかは定かではないが、よくGWの踊りに出て くるのが

1、サルサいないないばあ!
2、サルサおひげズーリズリ
3、サルサキックボディブロウ
4、サルサ あ!私の唇が!?
5、サルサ ベリー攻撃 脳てんクラーベ
6、サルサ あっち向いてホイ!

なぞがあるが、今日の機嫌のよさで、また新作が出来てしまったのだ。
その名も、

7、サルサお腹にほっぺ!くっついたら離れない!

である。
まあ、GWと踊った事のない人には分からないが、GWのほっぺが自分のお腹にくっつかれて離れない時には、
妙齢は頭か肩をやさしくたたきんまがら、”おいおい、おい!”と注意してくれる。
あきれているのか、喜んでくれているのか、わからないのだが、これでいいのだ!
なにせ、GWは自分がサルサをうまくなりたいがために、96年あたりから海外ダンサーを呼んでは、
日本でワークショップを始めたくせに、忙しくて自分は参加出来ない状態になり、
もう8年以上もレッスンを受けた事がなく、”どうせ、習えないなら、技なんか、てめえで作るしかない!”と
上記の作品を桃栗3年、サル8年で作りあげた訳である!

まあ、よく踊った。しかも、子皺の本数の確認作業として、GWのまさかディップ(まさか!の時にはなたれるディップ)
を、GWは、はなっては、我がひざの上に嫌がりながら横たわる妙齢の眼を見つつ”しかと拝見!子皺5本!!!”
とか、叫んでいたのだ。あー!楽しかった。 自分が楽しまなくては、サルサを仕事になんか出来るはずがない!
_____________

昨日の日記で、GWの新作”サルサ!ほっぺがお腹にくっつぃちゃって離れない!”
だっけ?とにかく、その技?(単に急にボディダウンしてほっぺを女性のお腹にくっつけちゃうだけの事。)
をSRVのSACHIKOにしむけた。1分くらい、くっつけていようかな?と思っていたんだけど、お腹の筋肉が、
いわゆるムーブメントして来て、僕のほっぺにぶつかっってきた。
SACHIKOっていうAMIのパートナーの餓鬼の妙齢が、腹筋のムーブメントで、ほっぺくっつき中止を連絡してきたのよ。
”おい!おい!”とかのコメントで”腹ほっぺ中止勧告”をする訳でなく、手刀でGWの薄い頭部をクラーベに合わせて、たたくではなく、しっかりと身体で表現し、伝えた事は最高!

パチパチ、SACHIKO!あんみつ一杯ごちそうしてあげる!
こういうのが踊るコミュニケーションなのだよ。
これが出来るのは、サルサの広い心を理解してるという事ね。それと基本の動き。
エレガントでスモールでおしゃれ!だけのきどったサルサじゃないの!
ひとはうんこもおしっこもするから人であり、サルサなの。
(なんか、とんでもない事言ってるようだけど、だってそう思うんだもん!)

僕はよく”罪とか背徳をおおらかに肯定するサルサの懐の奥深さ”てな事を言う。
エロくていいの。人間が持ってる素直な部分を、相手に嫌がられず、クラーベにのって、楽しく伝えられれば、
それでサルサはいいと思うの。

曲と相手によってロマンティックにもなれる。ロマンティックをより感じさせるために、
ちょっぴ砂糖の中の”塩でありソース”にえろいユーモアであったり、やさしいウイットであったり、
その自分の踊りに入れられれば、よけいに、そのロマンティックは生きてきたりすると思うの。

でも、このためには、”サルサはしっかりと大地とコンタクトする基本、自分の足の裏と地面のいい関係”が
必要な気がする。サルサの踊る相手は、その踊るパートナーだけじゃなく、もう一人”地面?”でもあるような気がする。
踊るパートナーが二人いるかもしれないのね。
地面とコンタクトする事によって、ある意味でバリのケチャのようなトランスが踊る人に訪れるのかもしれない?
音楽として、あのクラベの繰り返しは、ひとつのトランスミュージックとしてとらえられていい。
踊るための音楽として、クラベを実際ステップを踏めば、自然と心が高まっていくのは当然なんだ。

これを、SALSA FREAKのイーディは”EARTHY TO THE GROUND!"という表現で言う。
踊る時は”大地に向かって土くさく!”という訳し方を僕はしているんだけどね。
”決して大地を滑るのではなく、踏み込む。”という事だろうと僕は理解してる。。
僕は、ほんと”なるほど!”と思います。



※この文章は、GW氏が自らご自分の日記の中から抜粋し、送ってくださったものです。ありがとうございました。
※北陸サルサの日紀行は、SHJのサルサ徒然なるまま日記3/7の日記に書かれています。 http://www.salsa.co.jp/talk/index.html